- 地を語りあらわすことは、このことばが祈祷の一つの古い様式で、正体を明らかにし、その者を味方につけ従わせることである。神の協力を得ることになる。
- 四 翁舞
- 一、翁舞の囃歌
- 翁 在原やなぞの翁ども
- 地 あれはなぞの翁ども、そよや いづくの翁どうん.....
- 翁 そよや.....
- 「いずくの翁 どうん やア、そよや」の翁の一句のあと小鼓方が急にはげしく打ちはじめる。
踏舞を予想する如き空気を醸し出し、舞いを誘い出す。翁は踏み鎮めの舞いを舞う。
舞いそのものが祈祷である。きよめ つっつきのの字 反閇、からふみと所作が続き翁走り面振りとなる。
- 五 萬歳楽
- 翁 千秋萬歳の祝ひの舞なれば、ひとさし舞まはふ萬歳楽
- 地 萬歳楽
- 翁 萬歳楽
- 地 萬歳楽
- 「万才楽」を唱し鼓にあわせて扇を上下にあおぐ。
- 囃子の「やあ」の掛声で両手に持った扇を頭上に捧げる。これで降神した神は昇神する。
翁は元の座にもどり、面捌が翁面をはずす。直面(ひためん)の翁は 翁帰りのすり足で退場する。
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