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二 封面狂言問答
拍子木の合図で千歳と三番叟の両者が向い合って問答が始まる。
尉 あら目出度や物の心得たるあどの太夫殿に一寸見参申さう
千歳 丁度 奉りて候
尉 たが御立ぞ....
千歳 あど仰せ候程に随分物に心得御あどの役にまかり立て候....
尉 されば候....
千歳 あらようがましや さあらば鈴を参らしょう
尉 こなたこそ
三 舞い(鈴の段)
三番叟の意にしたがい、千歳は鈴を渡して退場する。 神となった三番叟は神の依代である扇と
神役の象徴である鈴を持つ。勇み足、種まき、千鳥足、髷すりなどの所作を通して翁の踏み得な
かった隅々も丹念に踏む。最後に囃子の「エイーェ」の掛声で声で憑依した神は離れる。
三番叟退場し、つづいて囃子方が二重台をおり、舞台前面に進み一礼し退場する。
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